高安、充実の連合稽古 阿炎&阿武咲と計26番!「生きのいい若手をしっかり受け止めた」

[ 2018年11月1日 15:13 ]

阿武咲(左)と稽古をした高安。貴景勝(後列右)、貴ノ岩(後列中央)らはその様子を見つめた
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 大相撲の二所ノ関一門の連合稽古は1日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われ、新たに一門に加わった阿武松部屋の幕内・阿武咲、千賀ノ浦部屋の小結・貴景勝、幕内・貴ノ岩、隆の勝、錣山部屋の幕内・阿炎、湊部屋の関脇・逸ノ城らも参加した。

 大関・高安は稽古相手に阿炎、阿武咲を指名。最初に取った阿炎は肘と両足首を痛めていたため3番だけだったが、阿武咲とは23番連続で取った。計37分にわたって土俵を占拠し、「肩の力を抜いて、しっかりできた」と納得の稽古となった。「考えながらやった。生きのいい若手をしっかり受け止めた」と相手に攻めさせたこともあり、阿炎には全勝だったが、阿武咲には11勝12敗だった。秋巡業は腰痛の影響で途中合流。「巡業中はいい稽古ができなかったので、ピッチを上げて番数を増やしていきたい」と九州場所(11日初日、福岡国際センター)に向けて意欲を示した。

 阿武咲は三役以下の申し合いでは貴景勝、阿炎、輝、松鳳山、貴ノ岩と9番取って5勝4敗。高安との23番を合わせて30番超えとなった。高安とは部屋に出稽古に来た時や今年の夏巡業などで胸を出してもらっているが「幸せです」と感激した様子。「下半身で押せた感覚があった。こういう稽古は自信につながる」と満足げだった。

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