男子団体 田中が平行棒で痛恨の落下「チームに申し訳ない」

[ 2018年10月30日 05:30 ]

体操 世界選手権第5日 ( 2018年10月29日    カタール・ドーハ )

世界体操選手権第5日 男子団体総合決勝 平行棒で落下する田中
Photo By 共同

 男子団体総合決勝が行われ、日本は253・744点で銅メダルとなり、連覇を逃した。メダル獲得で20年東京五輪の出場枠を得られるため、開催国枠を除き全競技を通じて第1号となる東京切符は獲得した。

 日本はあん馬からスタートし、3種目終了時点でトップに立ったが、4種目目の平行棒で悪夢が待っていた。この種目を得意とする田中佑典(28=コナミスポーツ)がまさかの落下。仕切り直した後も大きくバランスを崩し、11・566点にとどまった。中国、ロシアとは3点弱の差で、田中が本来の演技をしていれば…の思いは残る。

 平行棒のミスについて、田中は「自分の中でまだ、答えを出し切れていない。点数を取らないといけないところでミスが出て、チームに申し訳ない気持ちと、本来の演技ができなくて悔しい」と険しい表情。9月に右上腕を痛めた影響には「それを言い訳にしてしまうとダメなんで」と話していた。

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