御嶽 大関獲り再出発、九州場所の目標明確「2桁は最低条件」

[ 2018年10月19日 05:30 ]

秋巡業で稽古する関脇御嶽海
Photo By 共同

 大相撲の秋巡業が18日、大阪府池田市で行われ、関脇・御嶽海(25=出羽海部屋)が横綱・稀勢の里と連日の三番稽古をこなした。

 10番で1勝9敗も、寄り切った相撲では強烈な右おっつけで相手の体を起こし、稀勢の里が思わず苦笑いする会心の内容。「横綱をいかに慌てさせられるか、です」と、ここ一番の爆発力をのぞかせた。九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の目標も明確。「2桁は最低条件。その先を考えると」。秋場所は9勝止まりで大関獲りは再スタートが濃厚になった。それでも、関脇で2桁を挙げ続ければ大関の地位が自然と見えてくる。

続きを表示

2018年10月19日のニュース