桃田 初Vで五輪へ自信「世界選手権よりも勝ちたい気持ちが強かった」

[ 2018年9月16日 14:13 ]

ジャパンオープン・男子シングルス決勝で優勝し、笑顔の桃田(撮影・吉田 剛)
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 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン最終日は16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子シングルス決勝では世界王者の桃田賢斗(24=NTT東日本)が世界ランキング26位のコシット・フェトラダブ(24=タイ)を2―0(21―14、21―11)で下し、日本勢として同種目初優勝を飾った。

 <桃田と一問一答>

 ――優勝した今の気持ちは?

 「お互いに疲労がピークの中、気持ちが強い方が勝つ、足を動かして1球でも多く相手コートに返す、ということだけを考えた。後半はきつくて、あと何点と数えていた。(優勝決定後に)しゃがみ込んだのは“やっと終わった”、“優勝した”といううれしさと達成感がこみ上げてきた」

 ――2年後の五輪の会場で優勝した

 「この会場で優勝できたことは五輪へ向けて自信になった。相性のいい体育館だと思うし、いい感触でプレーできた」

 ――7000人収容の会場は満員だった

 「応援していただいて、きつい時に力になった。応援のおかげで優勝できた。入場した時は(大声援を浴びて)ジャパンオープンってこんなんだったっけと思った。あすこから緊張しました」

 ――今大会への思いは?

 「復帰して海外のトーナメントはたくさん出たけれど、日本での国際大会は特別な気持ちがあった。正直、世界選手権よりもこの大会に勝ちたい気持ちが強かった。成長した姿を見せられる大きなチャンスだったので、今日は優勝できて良かった。すごくうれしいです」

 ――今大会は攻撃をテーマに臨んだ

 「研究されているのはわかった。自分が守備主体で相手を崩していくのはバレていたけれど、長いラリーになった時にライン際にスマッシュを打てるようになったのは成長した部分だと思う」

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