Hondaサヨナラ勝ち、豊田自動織機は快勝 日本女子ソフトボールリーグ後半戦始まる

[ 2018年9月9日 05:30 ]

女子ソフト<デンソー・豊田自動織機>3打点と活躍した豊田自動織機の4番・洲鎌
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 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)は8日、愛知県安城市など3会場で6試合が行われた。Hondaはサマンサ・フェーガン(25)のサヨナラ本塁打でSGホールディングスを下し、幸先良く後半戦のスタートを切った。豊田自動織機は日本代表の洲鎌夏子(29)の4打数2安打3打点の活躍でデンソーに快勝した。

 <Honda フェーガン劇弾で後半戦白星スタート>助っ人の一振りが試合を決めた。0―0で迎えた7回裏、先頭のフェーガンがそれまで無安打に抑えられたパーナビーのライズボールを強振。右越えに運び歓喜の瞬間を迎えた。前回は0―1と敗戦していた相手に見事に雪辱。「2打席でヒットにならなかったが球は見えていた。最後は自信を持っていけた」とヒロインは胸を張った。後半戦白星スタートの鈴木幸司監督は「負けると勝つのでは大違い。この1勝で乗っていきたい」と話していた。

 <豊田自動織機 4番洲鎌3打点>日本代表の洲鎌の活躍で6勝6敗と五分の星に戻した。初回1死二、三塁で洲鎌の左前2点適時打で先制。7回にもダメ押しとなる三塁への強襲打を放った。3打点の4番は「後半戦の初戦で勝ちたかった。チャンスをつくってくれたので打てて良かった」と白い歯がこぼれた。吉永慎一監督も「初回の洲鎌の得点が大きかった。日本代表というプレッシャーもあるがよく打った」と4番の活躍を褒めていた。

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