稀勢に切れ戻る、御嶽海と１１勝３敗「いい稽古になりました」

夏巡業で御嶽海（右）と相撲を取る稀勢の里
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　大相撲夏巡業が２２日、東京都立川市で行われ、横綱・稀勢の里は先場所初優勝した関脇・御嶽海と１４番取り１１勝３敗だった。立ち上がりこそ精彩を欠いたが、動きに切れが戻った中盤から調子を上げた。

　得意の左以外にも右の突きで吹っ飛ばす場面もあり、「悪くないんじゃないですか。非常にいい稽古になりました」と手応えを口にした。復活を期す秋場所（９月９日初日、両国国技館）に向けて順調に調整を続けており「巡業前半よりは体も良くなってきたし、順調に来ている」と納得していた。