緑夢「障がいが不利にならない」、カヌーで東京五輪挑戦も視野

[ 2018年7月30日 05:30 ]

カヌー・スラロームの健常者の大会にオープン参加した成田
Photo By 共同

 平昌パラリンピックのスノーボード男子で金メダルを獲得した成田緑夢(ぐりむ、24=近畿医療専門学校)が29日、岩手県奥州市で行われたカヌー・スラロームの健常者の大会にオープン参加した。

 20年東京五輪への挑戦も視野に入れ、目指す競技を選定中という。左膝下にまひがあり「障がいが不利にならない競技」とカヌーを候補に選んだ。出場したのは国内トップ選手が集まる「ジャパンカップ」。練習を積んだのが15日程度という初心者ながら、予選の2レースをこぎ切った。「2年で五輪、パラに出場するのは難易度が高いが、やってみたい。目の前の一歩に全力を尽くす」と力強く話した。

続きを表示

2018年7月30日のニュース