奈紗 猛チャージで首位に並ぶもプレーオフで敗れ初優勝ならず

[ 2018年7月2日 08:01 ]

全米女子プロ選手権最終R ( 2018年7月1日    イリノイ州キルディア ケンパーレークスGC(パー72) )

女子ゴルフの畑岡奈紗
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 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権は1日、イリノイ州キルディアのケンパーレークスGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、19歳の畑岡奈紗は23位から出て64と伸ばし通算10アンダーの278で首位に並び、プレーオフに敗れ2位だった。樋口久子以来、日本女子41年ぶりのメジャー制覇はならなかった。

 畑岡は2イーグル、5バーディー、1ボギーで9打差を追いつき朴城ヒョン、柳簫然(ともに韓国)とのプレーオフに持ち込んだが、1ホール目でバーディーを奪えず脱落した。24歳の朴城ヒョンが2ホール目で制し、昨年の全米女子オープン選手権に続くメジャー2勝目を飾った。米ツアーでは今季2勝目で通算4勝。賞金は優勝が54万7500ドル(約6080万円)、2位が約29万ドルだった。

 上原彩子は72で回り通算8オーバーで60位。横峯さくらは75で10オーバーの66位だった。

 ▼畑岡奈紗の話 自分でもびっくりする内容だった。トップ10を狙ってやっていた。プレーオフは何も怖いものはないと思い切りやった。メジャーに勝つまであと一歩だと思う。

 ▼横峯さくらの話 1度もアンダーパーで回れずすごく残念。パットから崩れてしまった。奈紗ちゃんの活躍はすごく刺激になる。負けたくないという気持ちでプレーすることも大事。

 ▼上原彩子の話 4日間で一番、風が強かった。自分のプレーができていないので、早く感覚を取り戻したい。この風の中で奈紗ちゃんは8アンダー。すごいと思う。(共同)

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2018年7月2日のニュース