A・マリーが出場断念、臀部のケガ「5セットマッチは時期尚早」

[ 2018年7月2日 19:22 ]

テニス ウィンブルドン選手権

ウィンブルドン選手権を欠場するA・マリー(AP)
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 大会2度の優勝を誇る元世界1位のアンディ・マリー(31=英国)が1日、手術した臀部(でんぶ)のケガのために地元での4大大会を欠場すると発表した。「練習、そして試合でもこの10日間は大きな進展があったが、5セットマッチを戦うのは時期尚早と判断した。明日からハードコートでの練習を始めて、リハビリも続け、米国でのハードコートシーズンに間に合うようにしたい」と自らのフェイスブックでコメントした。

 A・マリーは臀部のケガで昨年のウィンブルドンを最後に長期欠場。1月には患部の手術を受け、先月の大会で復帰したばかりだった。復帰戦でキリオス(オーストラリア)と3セットを戦い抜き、先週の大会ではバブリンカ(スイス)を下して復帰後初白星を挙げるなど復調していたが、長丁場の4大大会でプレーするにはまだ十分ではないと判断した。これで昨年8強のランキングポイント360点を失い、持ち点はわずか20点まで減少。大会後のランキングは現在の149位から800位台まで大きく後退することになった。

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2018年7月2日のニュース