世界体操、男子5人決定 田中、谷川航、萱が代表 内村&白井はすでに決定

[ 2018年7月1日 20:24 ]

 体操の全日本種目別選手権最終日は1日、群馬県の高崎アリーナで決勝が行われ、世界選手権(10〜11月・ドーハ)代表最終選考会を兼ねた男子は平行棒で2016年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルの田中佑典(コナミスポーツ)が15・233点を出して2連覇し、床運動2位だった昨年代表の谷川航、あん馬3位だった15年大会代表の萱和磨(以上順大)とともに代表入りした。

 代表に決まっていた内村航平(リンガーハット)、白井健三(日体大)と合わせて5人が出そろった。内村、白井とともに団体総合に臨む場合、日本のチーム得点が高くなることなどを考慮し、全選考会の結果を踏まえて残りの3人を選んだ。4月に個人総合の全日本選手権で最年少優勝を果たした19歳の谷川翔(順大)はジャカルタ・アジア大会代表となった。

 床運動は白井が15・400点で6連覇し、鉄棒は宮地秀享(茗渓ク)が14・900点で初制覇。

 女子は村上茉愛(日体大)が床運動で6度目の優勝を飾り、平均台との2冠に輝いた。村上ら代表候補6人は既に決まっており、日本協会強化本部が今後5人に絞り込む。

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2018年7月1日のニュース