フェデラー3カ月ぶりの復帰戦V「素晴らしいカムバック」でNo.1にも復帰

[ 2018年6月17日 23:01 ]

メルセデス・カップ決勝でラオニッチを下し、優勝したフェデラー(AP)
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 男子テニスのメルセデス・カップは17日、ドイツのシュツットガルトで行われ、3カ月ぶりの復帰戦となった第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、第7シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6―4、7―6で下し、今季3勝目、通算98勝目を挙げた。

 ラオニッチとの決勝を78分のストレート勝ちで制したフェデラーは「素晴らしいカムバックだった。しばらく休んでいた割には、大会を通じて凄くいいプレーができた」と貫禄を示した。クレーシーズンを全休し、3月のマイアミ・オープン以来のツアー復帰戦。準決勝では第4シードのニック・キリオス(オーストラリア)をフルセットで下すなど、厳しい戦いでも強さを発揮した。

 今大会で決勝まで勝ち進んだことで、18日付のランキングではラファエル・ナダル(スペイン)を抜いて1カ月ぶりに1位に返り咲くことが確定している。得意の芝で相変わらずの存在感を見せつけ、9度目の優勝を狙うウィンブルドン(7月2日開幕)に向けても視界は良好のようだ。

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