ラプターズの新監督にニック・ナース氏が就任 アシスタントコーチから昇格

[ 2018年6月15日 14:48 ]

ラプターズの新監督に就任したニック・ナース氏(50)
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 NBAラプターズの新監督に、5シーズンにわたってアシスタントコーチを務めてきたニック・ナース氏(50)が内部昇格という形で就任した。

 14日にラプターズのマサイ・ユージリ球団社長(47)が正式に発表したもので、1995年に発足した同チームにとっては9人目の指揮官となる。

 ラプターズは今季59勝23敗で東地区全体の1位となりながら、プレーオフでは地区準決勝で4位のキャバリアーズに4戦全敗で敗退。ユージリ社長は今季の年間最優秀監督の候補でもあるドウェイン・ケイシー前監督(61=現ピストンズ監督)をプレーオフ終了後に解雇していた。

 北アイオワ大出身のナース新監督は23歳でグランド・ビュー・カレッジ(アイオワ州)の監督に就任。英国リーグ在籍時には、当時まだ現役選手だったユージリ社長のいたチームとも対戦していた。その後、NBA傘下のマイナーリーグのチームで指揮を執り、2度優勝に貢献。2012年のロンドン五輪時には英国代表のアシスタント・コーチを務めていた。

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