川内優輝 東京五輪マラソン「走る方からすると大変なコース」

[ 2018年5月31日 13:05 ]

東京五輪パラリンピック委員会が発表した五輪マラソンコース
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 世界各地でフルマラソンを走った経験を持つ公務員ランナーの川内優輝(31=埼玉県庁)は、31日に発表された東京五輪のマラソンコースについて「最後に上りがあるので、より過酷なレースにするにはいいコースですね」と印象を語った。

 19年11月完成予定の新国立競技場を発着とし、皇居や東京タワー、浅草雷門など東京の名所を巡るコース設定については「見ている人は観光している気分になって、行ってみたいなと思うんじゃないですか」としながらも「走る方からすると大変なコース」と話した。

 川内は東京五輪を目指すことについては明言していないが、頭の中では2年後のシミュレーションが始まっているようだ。終盤に待ち構える四谷4丁目付近の急坂をレースのポイントに挙げ「最後の坂はバルセロナのモンジュイックの丘ほどではないがレースの鍵になる。遅れていても足が残っていれば最後の坂で追いつくことができる。日影はほとんどないので(暑熱対策で)日本の科学力を見せて欲しい」と展望していた。

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2018年5月31日のニュース