ナダル 3度目全米制覇に王手「全てがうまくいっている」

[ 2017年9月10日 05:30 ]

テニス全米オープン第12日 ( 2017年9月8日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

決勝進出を果たしたナダル(AP)
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 男子シングルス準決勝は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第28シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が勝ち、10日(日本時間11日)の決勝に進んだ。ナダルは2度目の優勝を果たした13年大会以来4年ぶりの決勝進出。アンダーソンは4大大会で初めて、全米で南アフリカ勢としては65年大会準優勝のクリフ・ドライスデール以来52年ぶりの決勝進出となった。

 世界ランキング1位のナダルが鋭く伸びのあるフォアと正確なバックでデルポトロを粉砕した。4年ぶりに決勝に進出し「この数年はケガもあったが、再び決勝の舞台に戻ることができてうれしい」と胸を張った。第1セットはデルポトロの強打に押されて奪われたが、冷静だった。第2セット以降は動きが落ちた相手を左右に揺さぶり、ブレークポイントの好機を与えない盤石の試合運び。

 今季は4大大会では全豪オープンで準優勝、全仏オープンで10度目の優勝と復活を印象づけた。全米で3度目の制覇に向け「全てがうまくいっている。決勝が楽しみだ」と自信を示した。

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2017年9月10日のニュース