ロシア連盟、リプニツカヤの引退発表 大学進学へ

[ 2017年9月10日 08:42 ]

 フィギュアスケート女子で2014年ソチ冬季五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤ(ロシア)が9日、正式に現役引退を報告し、代表メンバーから退く文書に署名したとロシア連盟が発表した。19歳のリプニツカヤは今後、大学に進学する予定という。母親が8月下旬に同国メディアに引退すると述べていた。

 リプニツカヤは15歳で迎えた13〜14年ソチ五輪シーズンに台頭し、13年に福岡市で行われたグランプリ(GP)ファイナル2位、14年の欧州選手権優勝で脚光を浴びた。同五輪では初採用の団体優勝に貢献したが、期待された個人で5位に終わった。五輪後にさいたま市で開かれた世界選手権で浅田真央に次ぐ2位となり、高く上げた脚を体に密着させる「キャンドル・スピン」が代名詞で日本でも人気を集めた。(共同)

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