稀勢、土俵入らず“確認”だけ…「様子見て」7日に出欠決断

[ 2017年9月7日 05:30 ]

横綱の稀勢の里
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 左上腕などの負傷で2場所連続途中休場した横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)は6日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で軽めの調整で終えた。ゴムチューブなどを使ったトレーニングが中心で土俵に入らず、「今日は確認」と説明した。4、5日は二所ノ関一門連合稽古で十両の矢後、妙義龍と相撲を取ったが8月28日の番付発表以降に関取と胸を合わせたのは2日間だけ。明らかに調整不足だ。

 午後には関係者以外非公開の綱打ちが行われたが、真新しい綱を秋場所(10日初日、両国国技館)で締められるかは微妙だ。状態を聞かれると「(体の張りは)まあまあ。また明日(7日)様子を見てやる」と話すにとどめた。出場か休場かの決断は7日。横綱審議委員会からは万全での復帰を求められており、過去に一度もない初日からの休場もやむなしの状況だ。

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2017年9月7日のニュース