藍 66位も「良い刺激もらった」、全米女子プロへ手応え

[ 2017年6月27日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー アーカンソー選手権最終日 ( 2017年6月25日    米アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC=6330ヤード、パー71 )

アーカンソー選手権最終ラウンド、8番でバンカーショットを放つ宮里。通算2アンダーで66位
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 今季限りでの現役引退を表明している宮里藍(32=サントリー)は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算2アンダーの211で66位だった。68をマークした上原彩子(33=モスバーガー)は通算7アンダーで31位、69の野村敏京(24=フリー)は6アンダーの35位だった。首位から出た柳簫然(26=韓国)が69で回り、通算18アンダーで今季2勝目、通算5勝目を挙げた。

 2カ月ぶりの米ツアーを66位で終えた宮里は「収穫の多い1週間。日本とは違う良い刺激をもらった」と前向きに語った。「チャンスが多かったが伸ばしきれなかった」という最終日は4番でダブルボギーを叩くなど前半は苦戦。それでも、276ヤード設定の10番パー4は1Wでグリーン手前のバンカーまで運び第2打をピン30センチにつけて伸ばすなど後半は4バーディーと巻き返した。

 5月に今季限りでの引退を表明。それでも「(感傷的な部分は)全然ない」。予選ラウンドで同組だったリディア・コは「情熱的で勝利に貪欲な、いつものアイだった」と評した。次戦は全米女子プロ選手権(29日開幕、イリノイ州)。25日発表の予選ラウンド組み合わせはクリスティ・カー(米国)らと同組になった。「パットを修正して頑張りたい」とメジャー初制覇に向けて集中する。

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2017年6月27日のニュース