名王者ホプキンス 51歳でのラストファイトへ 有終の美を飾れるか

[ 2016年12月17日 14:47 ]

バーナード・ホプキンス (AP)
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 名王者バーナード・ホプキンス(51=米国)がグローブを壁に吊るす時が来た。17日(日本時間18日)に行われるライトヘビー級12回戦でジョー・スミス・ジュニア(27=米国)と対戦。この一戦はプロモーターであり、かつて拳を交えたオスカー・デラホーヤ氏からホプキンスのラストファイトと宣言されている。

 決戦を前日に控え、会場となる米国のカリフォルニア州では計量が行なわれた。ホプキンスは174ポンド(78・92キロ)、スミスはリミットいっぱいの175ポンド(79・38キロ)でパス。その後は両者にらみ合い、スミスは「この“一般市民”が最高のショーを見せてホプキンスを叩きのめす」とふた回りも年上の元王者を挑発した。“一般市民”というのは、ボクシングをしていない時はロードアイランド州で定職に就いていることを意味しているようで、「たいしてトレーニングを積まなくてもお前を倒せる」とでも言いたいのか。当然、ホプキンスも「こいつを打ちのめしてやる」と応戦している。

 スミスの戦績は23戦22勝(18KO)1敗。KO率は78%というパンチャーだ。一方、ホプキンスは2014年11月にセルゲイ・コバレフと対戦して以来のリング。約2年のブランクがあるが、果たして有終の美を飾ることができるだろうか。

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2016年12月17日のニュース