高藤&永瀬 メダリスト意地見せる「まだ負けられない」

[ 2016年12月2日 06:22 ]

柔道のグランドスラム東京大会の開幕を前にポーズをとる(左から)高藤直寿、近藤亜美、山部佳苗
Photo By 共同

 柔道のグランドスラム東京大会(東京体育館)は2日に東京体育館で開幕する。日本男子代表は1日に都内で練習を公開。リオ五輪組では銅メダルを獲得した60キロ級の高藤直寿(23=パーク24)、81キロ級の永瀬貴規(23=旭化成)の2人が出場する。

 金メダルを逃した虚脱感と五輪後の多忙さを乗り越えて出場を決断。各階級とも大学生の若手が出場しており、対海外勢だけでなく世代間バトルも焦点になる。高藤は「後輩が伸びてきているが、まだ負けられない」と語り、永瀬も「今回で五輪を経験している立場になった」とメダリストの意地をのぞかせた。

 男子代表の井上康生監督は「東京五輪世代が出てきたのは明るい材料」としつつも「世界で戦える選手であれば年齢は関係ない」と実力だけを問う構え。4年後を見据えた戦いが幕を開ける。

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2016年12月2日のニュース