奥原号泣 右肩痛で棄権「五輪が終わってから苦しかった」

[ 2016年12月2日 05:30 ]

バドミントン 全日本総合選手権第3日 ( 2016年12月1日    代々木第2体育館 )

全日本総合選手権2回戦で途中棄権し、会見で涙する奥原希望
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 女子シングルス2回戦で、リオ五輪銅メダルの奥原希望(21=日本ユニシス)が右肩痛のため途中棄権した。全日本社会人王者の鈴木温子(25=ヨネックス)相手に第1ゲームを23―25で落とし、第2ゲームも2―11となった時点でリタイアした。

 9月のヨネックス・オープンで右肩に痛みが出るようになり、所属先の小宮山監督によれば「出られる状況ではなかった」という。奥原は強打を使わないことを約束して強行出場。だが、敗色が濃くなって強振する場面が増えたため、指揮官にプレーを止められた。奥原は「凄く悔しい。最後まで戦いたかった。バドミントンができなくなって、五輪が終わってから苦しかった」と大粒の涙を流した。年内の大会はこれが最後で、来年2月の国際大会での復帰を目指す。

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2016年12月2日のニュース