川内 福岡国際マラソン強行出場「“出ない方がいい”と言われたが…」

[ 2016年12月2日 14:38 ]

福岡国際マラソンを前に会見した川内優輝(前列左)
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 公務員ランナーが強行出場だ。来夏の世界選手権(英国・ロンドン)の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソン(4日)の有力選手が2日、福岡県内で会見し、川内優輝(29=埼玉県庁)が「出場するかどうか悩んで、周囲から“出ない方がいい”と言われたが、そういうものでもない。1つでも上の順位、1秒でも早く走ることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

 川内は11月12日の練習中に右ふくらはぎを痛め、福岡に向けた最後の調整レースだった同21日の上尾シティハーフでもジョギングのようなペースでしか走れなかった。「福岡でどんな走りができるか。かなり厳しい」と話していたが、スタートラインに立つ決意を固めた。

 世界選手権は川内にとって日本代表で戦う最後の大会と位置付けている。日の丸集大成となる大舞台へ、公務員ランナーがアタックする。

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2016年12月2日のニュース