敏京１３位締め「すごく楽しかったし、いい一年だった」

米女子ゴルフツアーＣＭＥツアー選手権最終日 （ 2016年11月20日    米フロリダ州ネープルズ　ティブロンＧＣ＝６５４０ヤード、パー７２ ）

　今季最終戦の最終ラウンドが行われ、７１で回った野村敏京（２３＝フリー）は通算９アンダー、２７９で１３位だった。横峯さくら（３０＝エプソン）は通算イーブンパーで４６位、宮里美香（２７＝ＮＴＴぷらら）は通算５オーバーで５９位、宮里藍（３１＝サントリー）は通算９オーバーで６４位だった。６６と伸ばした２０歳のチャーリー・ハル（英国）が通算１９アンダーでツアー初勝利を飾り、４位に入ったアリヤ・ジュタヌガーン（２０＝タイ）が賞金女王に輝き、年間最優秀選手のタイトルも獲得した。

　最終ホールで短いパーパットを沈め、長いシーズンが終わった。両手を上げた野村は「やったー、終わった」と喜びの声を上げた。２３歳で迎えた今季は２月に初優勝、４月に２勝目を飾った。リオデジャネイロ五輪にも出場し４位と健闘。「すごく楽しかったし、いい一年だった」と振り返った。一方で「五輪もあってスケジュールが大変だった。体力が足りなかった」と勢いが止まった後半戦を反省。「ショートゲームとパットはこのままでいい。来年はもっと勝って、より良い一年にしたい」と力強く語った。

　▼４６位・横峯さくら　スイングを修正して、来年こそ１勝したい。（来季のシードは確保）

　▼５９位・宮里美香　五輪出場を逃した７月以降は難しかった。（最終ホールでのダブルボギー）

　▼６４位・宮里藍　腰を治すことが目標。（最終日はクロスハンドでパット）