カリー 兄弟対決 兄は弟をマークした際に足をひねるも24得点で勝利に貢献

[ 2016年11月10日 16:15 ]

 NBAは9日に各地で11試合を行い、ウォリアーズのステファン・カリー(28歳)とマーベリクスのセス・カリー(26歳)の兄弟がオークランド(カリフォルニア州)で対決。兄ステファンは弟セスをマークした際に足をひねって一時コートを退いたが、それでも24得点を稼いで116―95(前半67―36)での勝利に貢献した。7日のペリカンズ戦でリーグ新記録となる13本を決めた3点シュートはこの日8本中4本成功。ケビン・デュラント(28歳)も28得点と10リバウンドを稼ぎ、チームは連勝で6勝2敗となった。

 マーベリクスは2勝6敗。前半で大差をつけられて勝機は築けなかった。ドラフト外で入団後、4シーズンで5チームを渡り歩いているセスは先発して35分プレーしたものの10得点。兄が得意にしている3点シュートは9本中2本の成功に終わったが、9アシストと5スティール、2ブロックショットを記録するなど攻守ともに健闘した。昨季までウォリアーズの先発フォワードとして活躍し、オフにマーベリクスに移籍したハリソン・バーンズ(24歳)は25得点。しかし古巣相手に勝ち星は挙げられなかった。

 ロケッツは敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズに101―99(前半63―60)で競り勝って5勝3敗。シューティングガードからポイントガードにポジションを替えたジェームズ・ハーデン(27歳)が24得点、12リバウンド、15アシストで今季初のトリプルダブルを達成してチームをけん引した。

 スパーズはカワイ・レナード(25歳)が34得点を挙げたものの競り負けて5勝3敗。昨季41勝1敗だったホームで3連敗を喫した。

 ペイサーズは地元インディアナポリス(インディアナ州)で延長の末に76ersを122―115(前半54―60、延長13―6)で振り切って4勝4敗。28得点のポール・ジョージ(26歳)が2点を追っていた第4Q残り2秒に同点のジャンプシュートを決め、延長では1人で7得点を稼いで勝利に貢献した。

 76ersは開幕7連敗。第4Q残り6秒、ジェラルド・ヘンダーソン(28歳)が逆転の3点シュートを決めて勝ち越したが、そのリードを守り切れなかった。

 ラプターズは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でサンダーに112―102(前半54―60)で勝って5勝2敗。得点部門1位のデマー・デローザン(27歳)が37得点、カイル・ラウリー(30歳)が19得点、13アシストをマークするなど先発ガード・コンビの活躍でロードで強敵をなぎ倒した。

 サンダーは6勝2敗。ラッセル・ウエストブルック(27歳)は36得点、7リバウンド、7アシストを記録したものの、ホームでは今季5戦目で初黒星を喫した。

 <その他の結果>

ホーネッツ(6勝1敗)104―98ジャズ(5勝4敗)、ティンバーウルブス(2勝5敗)123―107マジック(3勝5敗)、ニックス(3勝4敗)110―96ネッツ(3勝5敗)、ウィザーズ(2勝5敗)118―93セルティクス(3勝4敗)、 

<11日のテレビ中継>

ヒート ― ブルズ WOWOWライブ 10時00~

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2016年11月10日のニュース