中垣内氏が人身事故 はねられた警備員が重傷 業務中社用車で

[ 2016年11月10日 05:30 ]

次期全日本監督として抱負を語る中垣内祐一・男子監督

 来春からバレーボール男子の日本代表監督に就任する中垣内祐一氏(49)が9日、広島県庄原市の中国自動車道で乗用車を運転中に、工事規制中の警備員の男性(41)をはねた。

 広島県警によると男性は頭などに重傷を負ったが、命に別条はない。中垣内氏は右目の上を切る軽傷だった。現場は片側2車線の左カーブで、男性は工事のため追い越し車線を規制していた。中垣内氏の乗用車は男性をはねた後、中央分離帯に衝突し、横転。男性は事故の弾みで反対車線まで飛ばされた。

 事故は業務中に社用車で起こしたという。日本バレーボール協会の林孝彦事務局長は「現在、事実を確認している。分かればその都度対応したい」と話した。

 監督になることが10月に決まったばかりだけに、協会幹部は「大変残念」と言葉を絞り出し、協会として処分を科す可能性も示唆した。

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2016年11月10日のニュース