“松山プレート”の設置検討 太平洋クラブ社長「何か残したい」

[ 2016年11月10日 05:30 ]

男子ゴルフ 三井住友VISA太平洋マスターズ ( 静岡県御殿場市の太平洋C御殿場C=7246ヤード、パー72 )

<三井住友VISA太平洋マスターズプロアマ>紅葉を背に笑顔の松山英樹

 男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(スポニチ後援)は、10日に静岡県御殿場市の太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)で開幕する。この日はプロアマ戦が行われ、松山英樹(24=LEXUS)目当てに、開幕前日としては異例の2000人以上のギャラリーが駆けつけた。

 開幕前日にもかかわらず、2000人以上のギャラリーが詰め掛けたプロアマ戦。そのお目当てはもちろん松山だ。豪快な1Wショットに大きな拍手と声援が送られ、ホール間の移動の際はサインを求めて行列ができた。「3年ぶりに戻ることを楽しみにしています」と話していた松山も期待に応えるように、最終18番ではウオーターショットを披露。ギャラリーを喜ばせた。

 この18番のグリーン右には、01年W杯最終日にタイガー・ウッズがチップインイーグルを奪ったことを記念するプレートが設置されている。ほかに選手のプレーや功績を称えるプレートは設置されていないが、この日松山と同組でプレーした太平洋クラブの韓俊社長は「松山プロにも(設置するのに)ふさわしいプレーを見せていただければ、ぜひとも何か残したい」と記念プレートを設置したい考えを明かした。

 なごやかにプロアマ戦を回った松山だが、テーラーメイドの3Wをテストするなど着々と開幕に向けた準備も進めている。8日の会見では「ここで良い成績を残して、その流れでW杯に行きたい」と今大会の重要性を口にしていた。2戦連続優勝で、W杯が開催されるオーストラリアへ。24歳が考える最高のシナリオだ。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月10日のニュース