錦織 2年ぶり8強入ならず…地元ツォンガに逆転負け

[ 2016年11月4日 06:40 ]

3回戦でツォンガと対戦する錦織(AP)

 男子テニスのマスターズ・パリ大会第4日は3日(日本時間4日)、パリで行われ、世界ランキング4位でシングルス第5シードの錦織圭(26=日清食品)は3回戦で世界ランキング13位のジョーウィルフリード・ツォンガ(31=フランス)と対戦し、6―0、3―6、6―7で敗れた。

 第1セットは第1ゲームをブレークすると、ツォンガに付け入る隙を与えず一気に6ゲーム連取。わずか22分で先取した。だが、第1セット後に左足をマッサージしてもらう場面もあった。その影響か第2セットは一転、互いにキープする展開が続き、第6ゲームでツォンガがブレーク。そのまま巻き返せず3―6で落とした。

 第3セットは互いにサービスゲームをキープしたが、第8ゲームで錦織がブレークに成功し5―3に。だが第9ゲームは40―15とリードしマッチポイントを迎えたものの追いつかれ、最後は連続ダブルフォルトでブレークバックされてしまう。その後タイブレークとなり、3―7で落とした。

 これでツォンガとの対戦成績は錦織の5勝3敗。今年は全豪オープンの4回戦で対戦し6―4、6―2、6―4で錦織が勝っていた。

 ツォンガは準々決勝で世界5位で第4シードのミロシュ・ラオニッチ(25=カナダ)と対戦する。

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