豊ノ島 幕下からの再起で幕内優勝狙う「歴史に残る力士に」

[ 2016年11月4日 05:30 ]

大相撲九州場所 ( 福岡国際センター )

復活を誓った豊ノ島

 大相撲の九州場所(13日初日、福岡国際センター)で左アキレス腱断裂からの再起を懸ける西幕下7枚目・豊ノ島(33=時津風部屋)が3日、福岡県志免町の時津風部屋で復活への決意を語った。7月の名古屋場所前に逸ノ城との稽古中に負傷し、2場所連続全休。幕内優勝決定戦進出力士としては北勝力以来、史上2人目の幕下陥落となったが「もう一度復活して幕内優勝を狙ってやろうという気持ち。歴史に残るようなドラマチックな力士になろうと思っている」と言い切った。

 今週の福岡入り後から関取以外が締める黒まわしで稽古を行い宿舎でも若い衆と同じ部屋で寝泊まりし、風呂もちゃんこも関取衆が食事を終えてから。待遇が一変し「厳しい世界」と本音を漏らした一方で「受け止めてやるしかない。こんなところで終わるのは自分ではない」と前を向いていた。

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