羽生 4本の4回転ジャンプ「ちょっと光が見えました」

[ 2016年11月1日 05:30 ]

エキシビションで演技する羽生(AP)

 フィギュアスケートのGPシリーズ、スケートカナダで男子2位に終わった羽生結弦(21=ANA)は一夜明けた30日、ミシソーガで取材に応じ、今季からフリーで挑戦する4本の4回転ジャンプについて「ちょっと光が見えました」と前向きに語った。

 ショートプログラム(SP)4位と出遅れた羽生は4本中2本の4回転ジャンプに成功し、フリー1位の得点で2位まで巻き返した。後半2本のうち、最後の4回転トーループをきれいに着氷させたことに手応えを感じており、1年前と比べて「確実に後半の安定感がついた。順調な滑り出しかなと思う」と語った。

 エキシビションでは浅田真央らを指導したタチアナ・タラソワさんから勧められた「ノッテ・ステラ(星降る夜)」を初めて舞った。次戦はNHK杯(11月25~27日、札幌)となる。

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2016年11月1日のニュース