松山 「AON」に並んだ!世界ランク自己最高6位に

[ 2016年11月1日 05:30 ]

松山英樹

 男子ゴルフの30日付最新世界ランキングが発表され、同日に終了した世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズで日本勢初の優勝を飾った松山英樹(24=LEXUS)が前週の10位から自己最高の6位に上がった。

 ついに世界ランキング1桁に突入し、名実ともにトップ選手の仲間入りを果たした。日本勢では中嶋常幸の4位(87年)が最高で、尾崎将司が5位(96年)、青木功は8位(87年)の実績がある。日本勢のトップ10入りはこの4人だけ。弱冠24歳の松山が偉大な「AON」に肩を並べた。

 ただ、前週に自己最高の10位に上がった時も「特に何も思わない」と話していた。日本のエースが見据えるのはあくまで日本男子初の4大メジャー優勝だ。今季初戦のマスターズ(17年4月6日開幕、米ジョージア州オーガスタナショナル)に当面は照準を合わせ、「メジャーまで時間はある。それまでに課題を克服していきたい」と一層の底上げを図る。

 松山は優勝の余韻に浸るのもつかの間、31日朝に帰国し、この日は静養した。次は三井住友VISA太平洋マスターズ(10日開幕、静岡・太平洋C御殿場C)に凱旋出場する。

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2016年11月1日のニュース