日本バレーボール機構プロ化構想「国内リーグを活力あるものに」

[ 2016年9月21日 05:30 ]

 バレーボールのプレミアリーグなどを主催している日本バレーボールリーグ機構は20日、都内で記者会見を開き、新リーグの「スーパーリーグ」を創設してプロ化を目指す構想を発表した。11月末までに参加チームを募り、18年秋の開幕を目指す。男女とも6チーム以上となった場合に発足する。同機構の嶋岡健治会長(67)は、「国内リーグを活力あるリーグにしていかないといけない。企業主体となっている部活のような形から脱却し、地域を巻き込んだこれまでと違うものにしていきたい」と話した。プレミアリーグや下部のチャレンジリーグは従来通り存続する。

 スーパーリーグ参加のためには、チームの運営母体がバレーボール事業のために独立した法人となることが条件。チームの監督とはプロ契約を求める一方で、選手の雇用形態はチームに委ねる。現行のプレミアリーグの選手の大半は社員で、「選手はプロじゃなきゃダメと言うつもりはない。自分たちのために試合をし、運営のプロになってほしい」と嶋岡会長。バスケットボール男子では22日にプロリーグのBリーグが開幕する。「負けないような立ち位置をつくっていかないといけない」と同会長は話した。

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2016年9月21日のニュース