豪栄道、稀勢の里下し11連勝!日馬、遠藤が痛恨の2敗目

[ 2016年9月21日 17:59 ]

<秋場所11日目>稀勢の里を渡し込みで破る豪栄道(左)

大相撲秋場所11日目

(9月21日 東京・両国国技館)
 大相撲秋場所11日目は21日、東京・両国国技館で行われた。初日から10連勝中の大関・豪栄道は、大関・稀勢の里に土を付け11連勝。単独トップを守った。横綱・日馬富士、関脇・高安、平幕・遠藤が2敗で並んだ。

 豪栄道は、稀勢の里の攻めを受け切ると最後は渡し込みで11勝目。08年の琴欧洲以来となる8人目のカド番優勝へ大きく前進した。稀勢の里は3敗(8勝)となり、綱獲りは大きく遠のいた。

 横綱勢は、1差で追いかける日馬富士が結びの一番で高安に突き落としで敗れ2敗目。2場所連続優勝へ痛い黒星となった。鶴竜は大関・琴奨菊に突き落としで8勝目を飾り勝ち越しを決めた。

 高安は「苦し紛れでした…」と、突っ張り合いになった激しい取組を振り返り、「前向きに明日から頑張りたいと思います」と優勝へ向け気を引き締めた。

 平幕優勝を目指す遠藤は、玉鷲に突き落としで敗れ2敗に後退。黒星が先行している大関・照ノ富士は御嶽海に外掛けで敗れ7敗目(4勝)を喫した。

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