錦織、4回戦はカロビッチと激突「そろそろギアを上げたい」

[ 2016年9月4日 11:31 ]

リターンショットを放つ錦織圭(AP)

 テニスの全米オープン第6日は4日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング7位の第6シード、錦織圭(26=日清食品)が世界42位のニコラ・マユ(34=フランス)と対戦。4―6、6―1、6―2、6―2で勝ち、4回戦進出を果たした。次は第21シードのイボ・カロビッチ(クロアチア)と対戦する。

 以下、一問一答。

 ――第1セットは苦しかった。

 ストローク戦で押されていた。特にスライスに対応できてなくて、ボールが浅くなって打ち込まれていた。

 ――どう切り替えた。

 サーブも悪かったが、ストローク戦で勝てないとどうしようもない。より(ラケットを)振っていこうと。特にスライスに対して重く、深く返すことを心がけた。

 ――負けるかもと頭をよぎることは。

 常にある。今週は毎試合、多少なりとも考えている。ポジティブな面と最悪の展開は両方考えている。

 ――4回戦はビッグサーバーのカロビッチ。

 かなりサーブの調子がいいと思うので、攻略は難しい。自分のサーブをもっと上げていかないといけない。

 ――4大大会全てで4回戦以上に進んだのは今年が初めて。達成感はある?

 この3試合はまだベストな試合はない。直さないといけないところの方が多い。細かい部分を直さないと、格上の選手には到底勝てない。そろそろギアを上げていきたい。

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2016年9月4日のニュース