お帰りなさい!日本選手団 出迎えのファン、同僚から花束

[ 2016年8月24日 13:27 ]

 リオデジャネイロ五輪を終え、24日に帰国した日本選手団は、歓声と祝福の拍手で迎えられた。羽田空港の国際線到着ロビーに、金メダルを獲得したバドミントンの高橋礼華(26)や松友美佐紀(24)らが続々と姿を見せると、花束やパネル、横断幕を手にした数百人のファンや同僚らが「お疲れさま」「お帰り」などと声を掛けた。

 「1秒でも早く、直接おめでとうと伝えたくて」。シンクロナイズドスイミングで二つの銅メダルを取った三井梨紗子(22)と同じクラブチームの後輩は花束を手にロビーへ。「表彰台でのかっこいい姿を見て、4年後は自分も立ちたいと思えた」と顔をほころばせた。

 女子レスリングの登坂絵莉(22)が今年入社した東新住建(愛知県)の社員約20人は、登坂の名前が入ったおそろいのTシャツ姿。同僚の一人は「最後の最後まであきらめず、大逆転での金メダル獲得に感動した。新入社員のおかげで社員が一丸となった。4年後も金を取って」と興奮した様子で話した。

 選手団を乗せた全日空機には、閉会式で五輪旗を引き継いだ東京都の小池百合子知事も搭乗。羽田空港の格納庫で到着歓迎式があり、タラップに姿を見せた小池知事は、誇らしげな表情で五輪旗を大きく振った。

 レスリング女子銀メダリストで、選手団主将の吉田沙保里(33)があいさつし「リオの感動を東京でよみがえらせることができるよう期待している。私も頑張っていきたい」と決意を話していた。

続きを表示

2016年8月24日のニュース