小池都知事 五輪旗を手に帰国「機運盛り上げたい」 歓迎式には吉田沙保里らも

[ 2016年8月24日 12:30 ]

五輪旗を手に帰国した小池都知事

 リオデジャネイロ五輪の閉会式で2020年五輪を開催する東京に引き継がれた五輪旗が24日、東京都の小池百合子知事や史上最多41個のメダルを獲得した日本選手団の本隊と共に羽田空港に到着した。

 2便に分かれて到着した一行。全日空機から小池知事がタラップの最上段で五輪旗を大きく振り、日航機からは日本オリンピック委員会(JOC)の旗を持った日本選手団旗手で陸上の右代啓祐(30)と主将でレスリング女子53キロ級銀メダリストの吉田沙保里(33)が降り立った。タラップの下では関係者らが日の丸を手に、到着を歓迎。吉田も笑顔で応えた。

 空港で行われた歓迎式では小池知事が「五十数年の時を経て東京にフラッグを持ち帰れてうれしい。この旗を象徴として、先頭に立って機運を盛り上げたい」と意気込み。吉田も「リオの感動が東京五輪で再びよみがえることを期待している」と20年を見据えた。

 都によると、五輪旗は9月のリオ・パラリンピック後にパラリンピック旗が到着するまで都庁内に保管され、20年大会を盛り上げる目的で全国を巡るツアーが検討されている。

続きを表示

この記事のフォト

2016年8月24日のニュース