ペンギンズ7年ぶり4度目V!主将クロスビー感慨MVP

[ 2016年6月14日 05:30 ]

7年ぶりに優勝したペンギンズの選手たち(AP)

スタンレー杯決勝第6戦 ペンギンズ3―1シャークス

(6月12日 サンノゼ)
 スタンレー杯決勝の第6戦が12日にサンノゼで行われ、ペンギンズが3―1で初出場のシャークスを下して4勝2敗。王手をかけていた地元ピッツバーグでの第5戦(9日)は2―4で敗れたが、敵地でリベンジして7年ぶり通算4回目の優勝を飾った。今ポストシーズンの計23試合で6ゴール、13アシストを挙げた主将のFWシドニー・クロスビー(28)がプレーオフを通してのMVP。チーム創設25シーズン目で初めて大舞台に進出したシャークスは最後まで粘ったが、あと一歩及ばなかった。

 ペンギンズは1―1で迎えた第2Pの7分46秒、FWクロスビーのアシストからDFルタングがゴールを決めて優位に立った。クロスビーは第3Pにも2つ目のアシストをマーク。リーダーシップに優れた主将として評価され、プレーオフのMVPに選出された。

 下位に低迷していた昨年12月にはジョンストン監督を解任。しかし後任のサリバン新監督がチームをまとめ、東地区決勝(対ライトニング)では2勝3敗からシリーズを逆転した。それだけにクロスビーは「道のりは実に険しかった。しばらくこの気分に浸っていたい」と感無量の面持ち。19歳から主将を務める大黒柱は、自身2度目の戴冠に喜びを爆発させていた。

 ≪ペンギンズ、スタンレー杯決勝の勝率8割≫ペンギンズはスタンレー杯決勝では出場5回中4回(91、92、09、16年)優勝。V率・800は5回以上出場したチーム(計11)の中ではアイランダースと並ぶ最高勝率。

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2016年6月14日のニュース