中3・酒井夏海、メドレー五輪代表に「本当に選ばれたのかな」

[ 2016年4月9日 11:04 ]

<水泳日本選手権・6日目 女子200M背泳ぎ予選>準決勝進出を決めた酒井夏

リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権

(東京辰巳国際水泳場)
 競泳のリオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権は9日午前に東京辰巳国際水泳場で第6日の競技が行われ、女子200メートル背泳ぎ予選4組は中学3年生の酒井夏海(スウィン南越谷)が1着で準決勝進出を決めた。同100メートルを制している酒井だが、派遣標準記録を突破できずに個人種目での出場権獲得は逃した。しかし昨日、400メートルメドレーリレーの一員として20年ぶりとなる中学生での五輪代表が内定。「五輪代表」として初のレースに臨み「正直、実感がわいていない。本当に選ばれたのかな、という感じ」と初々しく語った。

 「(まわりは)ほとんど面識のないメンバー」と話すが、チーム最年少での初五輪は、またとない経験となる。「(1学年上の池江)璃花子ちゃんとは頑張ろうねと言っている」と酒井。200メートル背泳ぎで個人代表の可能性はまだ残しており、きょう午後、あす10日の決勝に向けて「まだ後半に甘い部分がある。200メートルは個人で派遣標準記録を切ることが目標」と意気込んだ。

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2016年4月9日のニュース