金藤が日本新でリオへ 萩野、入江らも 瀬戸は落選

[ 2016年4月9日 22:11 ]

インタビューで涙する金藤

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第6日は9日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル平泳ぎは金藤理絵(Jaked)が自身の記録を0秒39更新する2分19秒65の日本新記録で制し、派遣標準記録を切って五輪代表に決まった。昨年の世界選手権で金メダルを獲得し、既に代表に決まっていた渡部香生子(JSS立石)は2分23秒54で2位だった。

 男子200メートル個人メドレーは萩野公介(東洋大)が1分55秒07の日本新で優勝、藤森太将(ミキハウス)が1分57秒57で2位に入り、ともに派遣標準を突破して五輪代表となった。萩野は個人3種目で代表。瀬戸大也(JSS毛呂山)は3位でこの種目の代表入りを逃した。

 男子200メートル背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が1分56秒30で勝ち、2位の金子雅紀(YURAS)とともに派遣標準をクリアして代表入りした。入江は国際大会代表選考会の名称で実施された2011年を含め、大会初の10連覇となった。

 女子800メートル自由形は高橋美帆(ミキハウス)が8分36秒84で勝ったが、派遣標準に届かなかった。

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2016年4月9日のニュース