太田 4大会連続五輪切符!個人リオ代表4人決定

[ 2016年4月6日 05:30 ]

 日本フェンシング協会は男子フルーレで08年北京五輪個人と12年ロンドン五輪団体の銀メダルを獲得した太田雄貴(森永製菓)ら4選手のリオデジャネイロ五輪出場が正式に決まったと発表した。4日付の世界ランクで確定。男子はエペの見延和靖(ネクサス)、女子はエペの佐藤希望(大垣共立銀行)とサーブルの青木千佳(ネクサス)の出場も決まった。30歳の太田は4大会連続出場。旧姓中野でロンドン五輪に出場した佐藤は2大会連続、見延、青木は初出場。男子サーブルの徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)と女子フルーレの西岡詩穂(ネクサス)は11、12日に中国の無錫で行われるアジア・オセアニア最終予選に出場する。

 ◆太田 雄貴(おおた・ゆうき)京都・平安高(現龍谷大平安高)で高校総体個人3連覇。男子フルーレで08年北京の個人、12年ロンドンの団体と五輪2大会連続銀メダル。15年の世界選手権個人で全種目を通じて日本勢初の金メダルを獲得した。同大出、森永製菓。1メートル71、69キロ。30歳。滋賀県出身。

 ◆見延 和靖(みのべ・かずやす)男子エペ個人で14年仁川アジア大会ベスト8。昨年11月に日本勢としてW杯初優勝を果たした。同12月の全日本選手権も初制覇した。世界選手権は5度出場。福井・武生商高、法大出、ネクサス。1メートル77、75キロ。28歳。福井県出身。

 ◆佐藤 希望(さとう・のぞみ)旧姓は中野。女子エペで、10年広州アジア大会団体金メダル、個人で銀メダルを獲得。ロンドン五輪代表。結婚、出産を経て、14年に競技復帰。福井・武生商高、日体大出、大垣共立銀行。1メートル73、61キロ。29歳。福井県出身。

 ◆青木 千佳(あおき・ちか)女子サーブル個人で13、14年に全日本選手権を2連覇。昨年のアジア選手権で銀メダルを獲得した。世界選手権は3度出場、15年大会は予選で落選した。福井・武生商高、日大出、ネクサス。1メートル58、54キロ。26歳。福井県出身。

続きを表示

2016年4月6日のニュース