真凜、ジュニア世界一 会心!日本人7人目「凄く頑張った」

[ 2016年3月20日 05:30 ]

女子フリーで演技する、優勝した本田真凜

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権最終日は19日、ハンガリー・デブレツェンで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の本田真凜(大阪・関大中)がフリー1位で、SPに続いて自己ベストを更新する126・87点をマークし、合計192・98点で初優勝した。日本勢では10年の村上佳菜子以来で、04年の安藤美姫、05年の浅田真央らに肩を並べる7人目の快挙となった。SP5位の樋口新葉(東京・開智日本橋学園中)はフリー2位の合計183・73点で昨年に続いて3位。SP8位の白岩優奈(京都醍醐ク)もフリー5位の合計171・59点で、4位となった。

 初出場の14歳、本田はフリーで自己ベストを3・57点更新する会心の演技を終えると激しくガッツポーズした。「目標は表彰台」と意気込んだ大舞台で、ジュニアの世界一となり「凄く楽しんで滑れた」と充実感に浸った。「本当に緊張しなかった」と3回転ルッツやサルコー―トーループの2連続3回転などジャンプを全て成功。「今までで一番のフリーができた」と振り返った。地道な努力が苦手というが、今回は「練習量を増やした。凄く頑張った」という。妹が名子役の望結で、注目を浴びるホープが飛躍を遂げた。

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