葛西 W杯501戦目は7位 団体4位には「表彰台逃し残念」

[ 2016年3月20日 05:30 ]

男子団体最終戦で飛躍する葛西紀明(AP)

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は18日、スロベニア・プラニツァでフライングヒルによる個人第28戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、W杯501試合目の出場となった43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は415・5点で7位だった。2回目に224メートルを飛び、1回目の9位から順位を上げた。

 地元スロベニアのロベルト・クラニェツが224・5メートル、236メートルの大飛躍をそろえ、447・6点で今季2勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)は9位、竹内択(北野建設)は13位、小林陵侑(土屋ホーム)は23位。2回目に進めなかった栃本翔平(雪印メグミルク)は34位、作山憲斗(北野建設)は40位。 

 19日は同所でフライングヒルによる団体最終戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、竹内、小林、伊東、葛西で臨んだ日本は合計1477・2点の4位で、3戦連続の表彰台を逃した。1回目トップのノルウェーが逃げ切り、1627・4点で優勝した。日本は1回目6位と出遅れたが、2回目に4番手で43歳の葛西が233・5メートルを飛ぶなどして順位を上げた。葛西は「全員がかみ合えばいけるかなと思ったが、表彰台を逃して残念」と悔しがった。

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2016年3月20日のニュース