康生監督 リオ五輪テスト大会から帰国 ジカ熱対策期待

[ 2016年3月12日 05:30 ]

ブラジルから帰国した井上康生

 柔道男子日本代表の井上康生監督(37)がリオ五輪のテスト大会を終えてブラジルから成田着の航空機で帰国した。

 「百聞は一見にしかず。行ってみないと感じ取れないことがあった」とブラジルの柔道関係者とも親交を深め、実りある視察となった。心配されたジカ熱については医師からも説明があり「大会側も敏感になっていた」と警戒ムードだった。会場は定期的に殺虫剤が散布され、選手や関係者には虫よけスプレーが配布された。おかげで畳の上に多くの蚊が転がっていて井上監督自身がモップを手に掃除もした。「その蚊は種類が違うと言われたけど素人には分からない。非常に心配だが、これから対策が練られていくんじゃないか」と本番までの準備に期待した。

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2016年3月12日のニュース