義足レームが走り幅跳びV「わくわくの挑戦」陸上室内競技会

[ 2016年2月22日 05:30 ]

健常者との室内競技会で男子走り幅跳びを制した義足のマルクス・レーム(AP)

 陸上の室内競技会は20日、英国のグラスゴーで行われ、12年ロンドン・パラリンピックの男子走り幅跳び覇者で義足のマルクス・レーム(ドイツ)が8メートル10で優勝した。

 昨年の世界選手権2位のファブリス・ラピエール(オーストラリア)に2センチ差で競り勝った。27歳のレームはリオ五輪出場を目指し、国際陸連の室内競技会に初出場。健常者との大会で頂点に立ち「本当にうれしい。わくわくする挑戦だった」と喜んだ。ただ五輪出場への壁は高く、国際陸連は義足が跳躍に有利に働いていないかの証明を義務付けている。

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