北島 手応え2位 サイボーグ化で「ラストチャンス」掴む

[ 2016年2月22日 05:30 ]

<コナミオープン水泳競技大会2日目>男子100M平泳ぎ予選、決勝進出を果たす北島

競泳・コナミオープン

(2月21日 東京辰巳国際水泳場)
 男子100メートル平泳ぎで北島康介(日本コカ・コーラ)が1分0秒57で2位に入った。優勝は小関也朱篤(ミキハウス)で59秒67。同200メートル背泳ぎは萩野公介(東洋大)が1分56秒10で制した。女子100メートル自由形は中学3年の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が54秒13で勝ち、50、200メートルと合わせて3冠を達成した。

 リオ切符獲得へ、北島がサイボーグになる。前半から積極的に飛ばした33歳は、1月の北島杯東京都選手権の自身のタイムを0秒04上回って2位に入り「派遣標準記録(59秒63)には届いていないが、記録は上がって良かった」と手応えを口にした。

 五輪出場権を懸けた4月の日本選手権に向けては、100、200メートルとそれぞれ細かいラップタイムを設定し、徹底的に体に染み込ませて記録突破への良いイメージをつくる構え。「サイボーグじゃないけど、決まったタイムを体に植え込んでいくことができればいいのかな」。日本選手権前、最後の高地合宿に向け「死ぬ思いでやりますよ。自分の水泳人生のラストチャンス」と闘志を燃やした。

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