出場2戦連続Vへ!松山 後半苦戦も「圏内残った」3差10位

[ 2016年2月22日 05:30 ]

第3ラウンド、8番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹

米男子ゴルフツアー ノーザントラスト・オープン第3日

(2月20日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7322ヤード、パー71)
 日本人初の出場2試合連続優勝を狙う松山英樹(23=LEXUS)は4打差の7位から出て、6バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーに伸ばした。順位は10位に下がったが、首位との差は3打に縮まった。バッバ・ワトソン(37=米国)が67と伸ばし、通算12アンダーで単独首位に立った。

 後半伸び悩んだ松山は「スタートは良かったけど、その後伸ばせなくてしんどかった」と悔しさをにじませた。16番で2メートル、17番で3メートル、18番は4メートルのバーディーチャンスを外した。「1つは取りたかった。凄く悔しい」と唇をかんだ。

 「いいところでチャンスにはついてくれる」と言うショットがさえた。1番パー5は5Iで4メートルに2オンしてバーディー発進。2番で6メートル、3番は80センチにつけて3連続バーディーと波に乗った。8、9番はともに1メートルにつけてスコアを伸ばした。しかし10番でティーショットが左に曲がりボギー。11番では1・5メートルのバーディーチャンスを逃して勢いを失った。

 それでも首位との差は3打に縮まった。2週前のフェニックス・オープンに続く米ツアー3勝目は視界にある。「圏内には残ったと思う。伸ばしていかないと優勝には届かないので伸ばしていけるよう頑張る」。昨年は1打差でプレーオフに進めなかった。リベンジに向け気合を入れ直した。

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