小林伸 痛恨ボギー4位終戦「残念。気持ちが切れた」

[ 2016年2月2日 05:30 ]

18番でグリーンに寄せる小林(AP)

男子ゴルフツアー SMBCシンガポール・オープン最終日

(2月1日 シンガポール セントーサ・ゴルフクラブ=7398ヤード、パー71)
 前日順延された最終ラウンドの残りが行われ、第3ラウンド2位の小林伸太郎(29=焼鳥まさや)は71とスコアを伸ばせず、通算9アンダー、275で4位に終わった。宋永漢(24=韓国)が70で回って通算12アンダーで逃げ切り日本ツアー初優勝を飾った。1打差の2位に66をマークした世界ランキング1位のジョーダン・スピース(22=米国)が入った。

 悲願の初優勝へ残り3ホールで3打差の逆転を狙った小林伸だったが、17番パー3でその望みはついえた。ティーショットでグリーンを外すと、続くアプローチを寄せきれずにボギーを叩いて万事休す。最終18番では1メートルのバーディーパットを入れられず、「残念。(18番はイーグルを狙った)寄せが入らず、気持ちが切れてしまった」と肩を落とした。

 最終ラウンドは雷雨による中断を挟んだ影響でサスペンデッド。「恵みの雨じゃないか」と仕切り直しを歓迎したが、5日間に及ぶ長い戦いを最高の形で締めくくることはできなかった。だが、昨年の日本プロ選手権に並ぶ自己最高の4位と健闘。昨季初めて賞金シードを獲得した29歳は「日本に帰ったら課題は山積み」と一層の成長を誓った。

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2016年2月2日のニュース