ウォリアーズ７連勝、38戦36勝は最多勝利達成時のブルズ超え

３１得点を挙げたウォリアーズのカリー（ＡＰ）

　ＮＢＡは１１日に各地で３試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでヒートを１１１―１０３（前半５６―５４）で下し、７連勝で３６勝２敗。ホームでは今季１８戦全勝で昨季から通算では３６連勝を飾った。

　３８戦消化時点の３６勝は、９５年にシーズン最多勝利記録（７２勝１０敗）を樹立したブルズの３５勝を上回るハイペース。３１得点のステファン・カリー（２７）は３点シュートの連続成功記録を１０９試合に更新し、カイル・コーバー（３４＝ホークス）のＮＢＡ記録にあと１８と迫ってきた。

　センターのハッサン・ホワイトサイド（２６）を膝の故障で欠いたヒートは２２勝１６敗。ドウェイン・ウェイド（３３）が２０得点を挙げたものの、ウォリアーズを脅かすまでには至らなかった。

　スパーズは敵地ブルックリンでネッツに１０６―７９（前半４５―３８）で圧勝し、８連勝で３３勝６敗。２０点差以上の勝利は今季１４回目となった。ラマーカス・オルドリッジ（３０）は２５得点１１リバウンド、カワイ・レナード（２４）は１７得点をマーク。ベンチから出た２メートル２１のボバン・マリヤノビッチ（２７）も１３分で１３得点を稼いで勝利に貢献した。

　ライオネル・ホリンズ監督（６２）を解雇したネッツは５連敗で１０勝２８敗。ホームでは１０連敗を喫した。

　ウィザーズは敵地シカゴでブルズに１１４―１００（前半６２―４８）で勝って１７勝１９敗。左膝を痛めたセンターのマーチン・ゴータット（３１）は欠場したが、１７得点１０アシストのジョン・ウォール（２５）を含め７人が２ケタ得点を記録して快勝した。

　ブルズは６連勝のあと連敗を喫して２２勝１４敗。デリック・ローズ（２７）は２３得点、ジミー・バトラー（２６）も１９得点をマークしたが勝機を築けなかった。