アラバマ大が全米大学王座、7年間で4度のタイトル奪取

[ 2016年1月12日 17:25 ]

優勝し、歓喜のアラバマ大(AP)

 全米大学フットボールのプレーオフ方式による決勝(王座決定戦)が11日にアリゾナ州グレンデールで行われ、第2シードのアラバマ大が45―40(前半14―14)で第1シードのクレムゾン大を下して優勝。ハイズマン賞を受賞したRBデリック・ヘンリー(3年)が158ヤード、3TDをランでマークして勝利に貢献した。ハイズマン賞受賞者が同一年度に全米王座を獲得したのは史上5回目。1メートル91、110キロの大型RBとして活躍したヘンリーは、今季13試合で2061ヤード、25TDをランで記録していた。

 14勝1敗で全日程を終了したアラバマ大の王座獲得は、ニック・セイバン監督(64)が指揮を執るようになった09年以降4度目。7年間で4度のタイトル奪取はノートルダム大(43~49年)に次いで2校目となった。

 クレムゾン大は今季15戦目で初黒星。ハイズマン賞の投票で3位だったQBディショーン・ワトソン(2年)がパスで405ヤード(4TD)、ランで73ヤードを稼いだものの、現行システムでは初めてとなるシーズン無敗での優勝を逃した。

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