藍、5差8位浮上 半年ぶり60台「いい精神状態で回れた」

[ 2015年11月22日 05:30 ]

通算5アンダーで8位に浮上した宮里藍

USLPGAツアー CMEツアー選手権第2日

(11月20日 米フロリダ州ネープルズ ティブロンGC=6540ヤード、パー72)
 今季最終戦の第2ラウンドが行われ、31位から出た宮里藍(30=サントリー)は5バーディー、ボギーなしの67をマークし、通算5アンダーの139で首位と5打差の8位に浮上した。71の宮里美香(26=NTTぷらら)は通算1アンダーの34位、野村敏京(22=フリー)は通算3オーバーの58位だった。65の張ハナ(23=韓国)が通算10アンダーで首位に立った。

 久々の好プレーが光った宮里は「凄くいい精神状態で回れた」と笑顔を咲かせた。出だしの10番で5メートルを沈めてバーディーが先行。前日に修正したラインの読みが当たり、12番では7メートルを決めてスコアを伸ばした。60台のスコアで回るのは5月のキングズミル選手権以来、半年ぶり。合計26パットと名手が本来の輝きを取り戻した。世界ランク3位のS・ルイスらと同組で「いい緊張感もあった」と刺激を受けた。

 米ツアー参戦10年目のシーズンの最終戦で上位を狙えるチャンスを迎えた。「どこまで行けるか大きな挑戦。気持ちが先走らないようにしたい」と自らに言い聞かせるように語った。

 ▼34位・宮里美香 後半に3連続バーディーを取ってよくカムバックできた。(出だしの1番から3連続ボギーが先行も後半に伸ばす)

 ▼58位・野村敏京 パットが入ってくれなかった。お先に、と打ったパーパットを外すあり得ないミスもあった。(グリーン上で苦戦)

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2015年11月22日のニュース