“3代目山の神”青学大の神野が出雲駅伝を欠場

[ 2015年9月23日 18:45 ]

 今年の箱根駅伝で青学大の初優勝に貢献した“3代目・山の神”こと神野大地(4年)が学生3大駅伝の初戦、出雲全日本大学選抜駅伝(10月12日)を欠場することが23日、明らかになった。

 駅伝シーズン開幕前の青山学院大の記者会見で原晋監督がエントリーメンバー10人か
ら外れたことを明らかにした。

 神野は2月に左大腿骨。6月にレースに復帰したが、6月中旬に右すねを疲労骨折。8月に練習を再開させ、本格的な練習に入ったのは今月に入ってから。指揮官は「(神野には)箱根で活躍してもらわないと困る」と説明。神野は現在、強度の高い練習をこなしているといい、回復は順調だという。

 それでも学生駅伝3冠を目標に掲げるチーム状況は悪くない。ユニバーシアードでは7区区間賞の小椋裕介(4年)が優勝し、3年生エースの一色恭志が準優勝するなど、各選手が春夏シーズンで結果を残している。「他のメンバーも非常に強い。出雲はスピード駅伝。(エントリーした)10人で通用すると考えている」と原監督は自信をのぞかせた。

 主将を務める神野は「練習はできているので(状態は)5割程度。出雲に出たいという
のもあったし、メンバーに入る気持ちはあった。でも、監督の思い、優しさもあるので全日本、箱根で期待に応えたい」と話した。

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2015年9月23日のニュース