日本 逆転負けで6位確定…ポーランドから第1S奪うも

[ 2015年9月23日 05:30 ]

第2セットを落とし頭を抱える石川。右は永野

バレーボールW杯男子大会第10日

(9月22日 東京・国立代々木競技場ほか)
 日本は世界選手権王者のポーランドに1―3で逆転負けし、5勝5敗の勝ち点15で6位が確定した。W杯での6位以内は5大会ぶり。第1セットを26―24と制したが、第2セットを25―27で奪われると勢いを失い、その後2セットも連取されて3連敗た。ポーランドは10戦全勝で首位。上位2チームに与えられるリオデジャネイロ五輪切符は、1敗の2位米国、3位イタリアまでの3チームに絞られた。

 昨年の世界選手権を制したポーランドから第1セットを奪ったが、勢いを持続できずに力負けした。「1、2セット目のようにジャンプサーブ陣が引っ張れば、世界とも互角に戦える」と南部監督。その言葉通り、第1セットは強烈なサーブを持つ石川、主将の清水、柳田(サントリー)がサーブで得点して先取。第2セットもジュースに持ち込んだ。

 ただ、サーブには波がある。強いボールが入らない場合は1点ずつ取り合う展開に持ち込み、点差をつけられないことが鉄則。だが「スパイクを打ち急いでミスし、ブロックされた」と清水が反省したように、日本は失速した。サーブレシーブも徐々に乱れ相手ブロックに的を絞られて苦しくなった。23日のロシアとの最終戦は来年に向けてどれだけ課題を克服できるかが求められる。

続きを表示

2015年9月23日のニュース